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北海道旅行記は、もう4回目に突入しているのに、6時間しか経っていない。 ダラダラ続けているわけではなくて、小樽には素敵な事がいっぱいあったのです。 北一硝子の建物を見た後、スーベニールオタルカンへ。ここは、「スーベニール」の名前の通り、小樽のお土産屋さんなのだが、ここもれっきとした歴史的建築物で、由緒正しい建物であり、決して観光のお土産屋さんとして無理やり小樽の町に馴染むような建物を建てたわけではないんです。 この、「スーベニールオタルカン」には、日本でも数少ない、カレイドスコープ(日本語で言う万華鏡ですね)の専門店があるのです。まあ、インターネットを使っている人であれば、一度ここのサイトに行ってみて下さい。カレイドスコープというのが、こんなにも高度なものだとは、わたくし、不勉強でありました。かくも、多様な種類のカレイドスコープが並んでおりまして、ただ鏡を利用したものだけではなく、オイルを利用したもの、ディスク状の板を背景にして模様の変化を自分でつけるものなど、結構な値段のするものがあります。 また、こうした物がおもちゃのレヴェルをとっくに越えている国々では、カレイドスコープを作るアーティストがいまして、そうしたアーティストの大型の物ともなると、¥9,000〜¥60,000もする物もあったりして、幼い頃に見た万華鏡は一体何なんだ、これほど高度な芸術品だったのか、と驚かされたものでした。 ここで、あらかじめ土産として、カレイドスコープを買う予定でお金を用意していたので、品定めをしていたのですが、本当にいろいろな種類がありすぎて、選ぶのに困りまくりました。その上、財布の中身と相談しながらの事ですから、ウロチョロ動きまくって、中をのぞいて、「うん、これは綺麗だ」とか「むむむ、こんな技を使っているのか」などと感心しながら、優柔不断な性格も手伝って、時間があっという間に過ぎ去っていき、閉店時間の20分前になってしまいました。 この時期は、小樽としては観光シーズンといえども、あたりは真っ暗になって、従業員も帰るのが大変なので、18:00に大体の店が閉まってしまうのですね。オタルカンでは、ガラス製品が北一硝子の店よりお手ごろな価格で手に入る物があるので(北一硝子の店にもアウトレット店があって、ここは安いです)、カレイドスコープは大体目星がついたので、あわててガラス製品を見に行って、カレイドスコープの為に使ってしまう値段を考えながら、安いガラス製品で、部屋に飾るのに見映えのする物を探して、探しているついでに見つけてしまったクリスタルの細工品に目を奪われてしまい、「ええい、もうこの後の北海道旅行のお土産代は無しだ」と腹をくくって、ガラスのプレート2枚と、クリスタルの細工品と、オイルドワンド・スコープ(オイルを使ったカレイドスコープで、オイルの中にある色とりどりのかけらが、カレイドスコープを覗くと緩やかに模様を変化させるもの)1つと、札幌にあるメーカーの「North Island」というブランドの限定品のカレイドスコープを手に入れ、大変な散財をいたしました(この時は時間が無かったので、だいたい気に入った物で、買える範囲の値段の物を買ったまま、家へ直送してもらったのですが、家に帰ってからこの2つのカレイドスコープを見てみると、本当に素晴らしくて、ぜひぜひこうした本物のカレイドスコープを見てみる事をお薦めします。レンズから覗く、ステンドグラスの世界があります。)。 会計をすませると、交差点の斜向かいにある、小樽オルゴール館へ。もうお金もないし、時間もないのだけれど、オルゴールで、もし安い物で、気に入った曲のモノがあったら、ちょっと貯金を崩してでも、無理しちゃおうと、旅先での金銭感覚のにぶり具合に、もはや物欲の虜になってしまっていて、閉店まぎわのオルゴール館へ入っていって、いい曲の入ったオルゴールはないかと、目をサラのようにして、普段本屋で文庫本を探すくらいの目の素早さで、商品を値踏みしていきました。 しかし、この「小樽オルゴール館」はオルゴールというロマンティックな響きが、若い女性を惹きつけるのか、オルゴールに入っているのは、流行りの曲や女性好みの曲ばかり。オルゴールで、SMAPの曲やタイタニックのテーマ曲など聴きたくないわ!と半ば店のセンスの無さに憤りながら、映画音楽やクラシックを探したのですが、「ムーン・リバー」とか「イエスタデイ」とかありきたりの曲ばかり並んでいて、オルゴールの外見や使っている素材や機械仕掛けなどは凝っているのに、肝心の曲がダサダサでした。これだけたくさんの種類(ざっと見わたしただけでも、30種類くらいのヴァリエーション豊かなオルゴールがある)があるのに、曲の方が人を惹きつける物が無いというのは、観光地として考え直して欲しいと思いました。かろうじて、私の中でOKを出せる曲が、シューマンの「トロイメライ」ぐらいで、サティやラヴェルの曲を求めていた私としては、「がく〜ん」という結果に終わりました。 18:00を過ぎて、この一帯の店が一斉に閉店を向かえ、私は夕食を摂りに、運河を目指して歩き始めました。国道沿いの道を、今日のこの冬最後の運河のlight upの日を目指してきたのか、日曜日の為か、若いグループがたくさん降りしきる雪の中を歩いていました。風がビュービュー吹いていて、雪はやんでいるものの、降り積もった量がハンパではなく、道なき道を自分が雪かき役になって歩いていきました。 写真は、運河の東端で、light upに合わせてモニュメントがたくさん造られている会場のもの。気温がどれほどのものであったかは、写真に見える通りです。さむ〜、−5.5℃って
by journalism-1
| 2005-03-15 22:11
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