カテゴリ
以前の記事
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
北海道旅行の話、長〜くなっておりますね。 今の北海道は、東アジアや、オセアニアの富裕層が、どんどん押し寄せてきているそうです。今回も、各地で、ハングル語や中国語を見ました。 札幌のホテルで一泊。この系列のホテルは、神戸、東京、と今回で三つ目なのだが、本当に素晴らしい。内装に工夫が凝らされていて、インテリアも素晴らしい。ネットでのホテル予約では、Yahoo!がねらい所だと気づきました。楽天ではダメです。この系列のホテルは、そろそろ知られてきているのだが、女性に人気があるのも当然と言う感じがする。 朝食は、バイキング形式なのだが、アップルパイ、胡麻フレーク、アセロラジュース、など一ひねり効かせた食品が並んでいて、非常に満足。部屋も、ツインルームをシングルユースさせてもらって、ネット予約の有利さを感じました。 朝8時から、札幌駅へ。「ニセコスキーエクスプレス」に乗りました。昔のニセコエクスプレスと違って、日本ハムファイターズが、スポンサーになってラッピングされているんですね。日本ハムの野球観戦用に使うならまだしも、仮にも公共交通機関であり、JRの特急のレヴェルで、こういうラッピングをやるのは、少し考えものです。 D席を用意してもらったのですが、下調べの間違いで、山側になってしまいました。しもた。まあ、客もあまりいないし、移ってもいいでしょう。この列車は、ジョイフルとレインとしては古いらしく、元が、キハ183系なので、座席などが結構ぼろっちい。肘掛けにはオーディオが装備されている。 札幌駅の自販機に、キリンのガラナ飲料があった。チェリオ以外で初めてみた。ガラナジュースは、ブラジルではポピュラーな飲み物で、多少の勢力増強剤の効果もある。日本で普及しないのは、スタミナドリンクほどの効果がないのに、ガラナ自体が大量に栽培されているわけではないので、日本に輸入するのにコストがかかるからだと、知り合いのブラジル音楽店の店長さんが教えてくれた。このキリンのガラナ飲料は、多分北海道限定発売なのだろう。 小樽へ入る頃から雲行きが怪しくなってきた。北海道の建物を見ると、箱のようなフラットな屋根が多いのに気づく。本州なら、自然に雪が落ちるように傾斜のきつい屋根になっているのが普通だが、フラットな屋根に分厚い雪が積もっているのを見ると、雪降ろしをしなくてすむように、はじめから耐雪構造の家を建てているのだろう。 ニセコに到着。実は、オーストラリアのスキー観光の客が結構いるのではないかと予想していたのだが、全くいない。彼らはバス移動で、鉄道を使わないのだろう。また、この「ニセコスキーエクスプレス」は一応ニセコまで運行しているが、スキー客のほとんどは倶知安での乗り降りである。このあたりは路線の線形が悪いので、放っておくと、前の座席テーブルのものが落ちる。かなり揺れます。 車窓には、羊蹄山が見えるのですが、この日は頂上付近が雲で霞んでいるので、きれいな形を拝めませんでした。稜線がとてもきれいで、もう一度チャンスがあったら来たいです。今度来るときは、札幌から長万部まで、函館本線の「山回り」をしてみたい。ニセコでは晴れていたのですが、「ニセコスキーエクスプレス」はすぐ折り返すので、ニセコ駅の外で写真を撮ったりしていたら、「発車しまーす」の声が。あわてて乗り込もうとする所で、今回の旅で初めての転倒。駅のホームも、ツルンツルンに凍っていまして、ごつい靴を履いていったのですが、あわてると簡単に滑ります。カメラを持っていたので、カメラを壊したくないために、滑ったときに肩と背中を強く打つ姿勢になってしまいました。 倶知安辺りから、また吹雪いてきました。このあたりの天気は、すごく変わりやすいです。小樽を過ぎると、さらに猛吹雪。視界大不良。帰りの日にこの状況だと飛行機飛ばないだろうなあ。そういうとき、どうしてくれるんだろ。航空会社は。と、思っていたら数分経ったら陽光が差してきました。 札幌駅にて。早くも写真を撮りすぎて、用意してきたフィルムではこの先心許ないので、調達する事に。キオスクで買おうとしたら、高級品を36枚撮りで¥820で売っている。あまりにもなので、駅近くのビックカメラに飛び込んだら、安いフィルムを36枚撮り3本セットで¥1,280なのだ。この価格差。違いすぎます。 「とかち5号」に乗る。今日は、釧路に行くのが目的なので、後発の「スーパーおおぞら」に乗るのが普通なのだが、そこは鉄道マニアの世界。あえて、キハ183系に乗って、帯広から「スーパーおおぞら」に乗る、という普通の人にはわけの分からない事をするのでした。つまり、昔の車両と、今のキハ283系の振り子式の車両の乗り心地の違いを体感したいのですね。「とかち5号」は、先頭が昔ながらのキハ183系の、流線形の出来損ないのような非貫通型で、最後尾が現在スタンダードな、貫通型である。今まで北海道は旭川までしか行った事がなく、初の石勝線デビューになる。非貫通型のキハ183系がデビューしたのが、石勝線が出来たのと同じ頃で、それまでのディーゼルカーの車両より、はるかに格好良く見えたのと同時に、いくらバイパス効果があると言っても、千歳から新得まで人が住んでいる所なんかほとんどないから、採算取れるかなあ、と思ったものでした。 ところが、時代がバブリーになって、今騒動中の国土計画がスキーリゾートを莫大な値段で作り上げて、トマムスキーリゾートが出来て、俄然注目をあびるようになり、赤字をものともしない当時の国鉄が、名古屋鉄道のパノラマDX(最近廃車になりました)のデザインを真似て、「アルファコンチネンタルエクスプレス」を作って盛り上げてしまって、その当時はバブルがはじけたらどうなるかなんて考えなかったから、「これで石勝線は大丈夫だな」なんて思ったりしていた。今、トマムってどういう事になっているんだろうか、と思いつつ、石勝線を走っていました。 写真は、日本ハムにスポンサードされてしまった、「ニセコエクスプレス」。う〜ん、大都市のバスなどでは、ラッピングバスなどが走っているけれど、そのデザインに関しては、かなりの問題を感じる事が多いです。街の美観、というものに配慮がない。また、路面電車などは別として、きちんとした線路を走る鉄道では、車両に「ドラえもん」や「アンパンマン」の塗装が施されたものがありますが、子供向けとして、ある程度は許容出来ます。しかし、この日本ハムのは、ちょっとどうか?応援する、ファンのためだけの列車ならともかく。
by journalism-1
| 2005-03-24 18:27
|
ファン申請 |
||