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「20世紀ポップス名曲事典」は音楽ファンは結構目にした人も多いと思う。 まあ、1950年代から1990年代までの、イギリス&アメリカのヒット曲についてまとめた、資料的な本である。こういう本が出てしまうと、私のブログの「音楽のトリビア」で扱うネタが無くなるのではないかと心配してしまったのだが、それは杞憂に終わった。 結構、抜け落ちている所があるのだ。 例えば、イーグルスについて、リンダ・ロンシュタットと共演した、とは書いてあるものの、そもそも、イーグルスがレコードデビュー出来たのは、リンダ・ロンシュタットのバックバンドとして、名前が売れたからである、という事は書かれていない。もともとが、バックバンドだったので、決まったリード・ヴォーカルがいないのは、このせいなのだ。 だから、ドン・ヘンリーがリード・ヴォーカルというわけではなく、グレン・フライがリード・ヴォーカルを取った曲も多い。同じような事は、TOTOにもあって、ここも決まったリード・ヴォーカルはいない。 また、著者の好みなのか、UKモノに冷たい。デュラン・デュランなら、「リフレックス」は取り上げなければならないでしょう。シャーデーにいたっては、全くノータッチである。また、シングルヒットがなくても、有名な曲は取り上げてあるのだが、現在のオルタナティヴ・ロックにつながっていくという点で、ニュー・オーダーについて何にも触れられていないのは、UKの音楽シーンに著者が無関心だった事の証明だと思う。 この「20世紀ポップス名曲事典」には、突っ込みたくなる所がいっぱいあるので、是非買って読んでみて下さい。
by journalism-1
| 2005-04-09 06:59
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