カテゴリ
以前の記事
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
まだ北海道旅行の話を続けさせていただきます。今回の北海道旅行は、単なる観光ではなく、北海道の現状を生で知った、という意味で大きな意義がありました。肌で感じる、北海道経済の厳しい現状、未だに北海道・沖縄開発庁が残されている理由を、はっきりと感じたからです。 「釧路キャッスルホテル」に泊まりました。今度も、ツインルームをシングルユースさせていただきました。ネット予約は大変有利です。もうYahoo!以外のネット予約は、条件が限られている場合でない限り、使わないでしょう。それほど、Yahoo!のホテルにおけるネット予約は充実しています。「たびゲーター」と言うものですが、このサイトだけのパッケージがあって、とてもオトクです。しかも、条件も指定出来る。パッケージによっては、部屋の場所、景色まで指定出来ますから、とてもおいしいです。旅行代理店で、大して交渉もしてくれないのに、手数料を取られる事を考えると、もうネット予約しかありません。 釧路の経済が苦しい事は、前回お書きした通りですが、ホテルにおいても感じられました。この「釧路キャッスルホテル」は知名度こそ低いものの、グレードとしては、釧路市内のホテルの中では、高い方に属します。しかし、客数がとても少なかったです。シーズンとしては、夏ほどの需要は無いにしても、冬の釧路湿原もかなりの観光資源です。しかし、客足は、かなり遠いようです。基本的に、釧路湿原、知床半島を訪れる人は、屈斜路湖や阿寒湖の旅館に泊まる人が多く、釧路の宿泊施設と、ホスピタリティに、更なる改善が要求されます。これから、釧路を訪れる人のために、このホテルについてご紹介しておきましょう。 インテリアは、モダンなデザインの調度品で統一されていて、ベッドもまずまずの広さです。ミニバー(室内にある酒類の事)があり、デカンタがワイン用に用意されていたり、大人向けの感じです。ソファとテーブルのセットがあり(普通ホテルの案内表示では、これらがあると、「応接セット有り」と書かれている)、くつろぐのに充分な設備と言えましょう。 しかし、問題はその調度品のデザイン、部屋に飾られている絵などです。「モダン」を意識しすぎたのか、モノトーンやクールな色合いのものばかりなのですね。真冬に訪れた私のような人間にとって、部屋の中まで冷たく感じられました。また、壁の仕切りや部屋そのものの造りが、直線的なデザインで、これもゆとりを感じさせるにはほど遠いです。 ホスピタリティーに問題がある、というのは、サービス面の事です。フロントの能力不足は、致命的です。私は、部屋に入ると、まず翌日のモーニングコールを電話にセットします。まあ、フロントにモーニングコールをしてもらえるようなホテルに泊まるような、「お金持ち」でも無いので(シティホテルに泊まる人は、よく値段と設備を確認して下さい。ホテル内に美容室やショッピングスペースなど、設備が豪華なところは、ルームチャージにその値段が返ってきます。使わない人にとっては、余分な値段を取られているのですよ。)、今どきのホテルなら大抵は電話でモーニングコールをセット出来ます、時計にセットするのは、ホテルに関してシロートの人です。ホテルの時計は、あらかじめずらしてあったりするからです(寝坊する人のために)。その後、シャワーに入ってから、自宅に電話しようとしたら、つながりませんでした。フロントに外線がつながらない旨を連絡すると、「すいませんでした」と言う返答が返ってきて、その後通じるようになりました。しかし、この事が原因で(まあ、ホテルのミスと言うより、設備工事のシステム側のミスなんですが)、翌日のモーニングコールは鳴りませんでした。 この事を、フロントに朝食を済ませた後に丁寧に伝えたところ、「あ。そうでしたか」の一言。まず、謝るのが普通でしょう。フロントの接客マナーもこの程度です。今回の北海道旅行で、痛感させられたのは、労働者の質の低さです。特に、観光産業において、これは致命的ですから、本州の人材は、北海道なら割と簡単にいい職が見つかるのではないでしょうか。給料の事は分かりませんが。 ま、気を取り直して、朝食はどんなんかな、と思っていたら、よくあるバイキング方式ではなく、ちゃんと定食スタイルで、ウェイターが運んできました。しかし、料理の内容が・・・。ベーコンとスクランブルエッグに、勝手にケチャップかけるな!冷えたトーストなら、ロールパンにしてくれ!部屋がぜいたくな造りになっている割に、朝食は悲しいものでした。 写真は、ホテルの部屋から見た釧路川の風景。部屋の眺望は満足出来たのですが・・・。北海道の川は、だいたいこのように護岸工事が完璧に為されていて、完全に人工的です。港と関係しているとはいえ、河畔の環境整備の必要性を感じました。
by journalism-1
| 2005-03-31 11:50
|
ファン申請 |
||