カテゴリ
以前の記事
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「悪は必要である。もし悪が存在しなければ、善もまた存在しない事になる。悪こそは、善の唯一の存在理由なのである。 アナトール・フランス」 いや〜、我が親父どのは、蔵書家でして、地震がきたら、とんでもない事になりそうなのだが、本棚に、「世界の名言集」というのがあって、面白くて読んでしまった。その中に有った一つ。 だいたい、親父くらいの年齢では、貧しさもあって、娯楽と言えば、「読書」だったらしい。マンガ世代の私などを、羨ましい、といっているのだが、オレが読んだマンガなんて、何の役にもなんねえもんばっかりだぜ、といいたくなった。なぜなら、親父の妹(私にとって叔母)から、もらった漫画本は、「カムイ伝」だったりして、そんなものを読んだオレは、すっかり性格が暗くなっちまったりして。まあ、あれを読んで、何にも感じないヤツァ、アホとしか言いようがないな。 だから、親父の本棚、というと、読書家の人であれば、「垂涎モノ」が並んでいると思う。 日本の作家で言えば、司馬遼太郎、松本清張、池波正太郎、吉村昭、井上靖が中心。この辺は、結構読んでいる人も多いと思う。 しかし、海外の作家となると、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、カフカ、カミュ、トルストイ、チェーホフ、サルトル、ヴィクトル・ユーゴー、スタンダール、ツルゲーネフ、ヘッセ。 こんなの、とても読まないよ〜。私が読んだのは、司馬遼太郎の一部と、井上靖の「敦煌」(映画化されたからね)。あとは、安部公房の「砂の女」は大好き。 話はそれましたが、親父どのは、昔は、バリバリの営業マンでして、その頃の営業マンと言うのは、宣伝マンも兼ねていて、親父は、何とテレビのCMに出ていた事があったのだ。もちろん、その会社のCMなのだが、そのテレビを見ていた、毎度の事ながら、アンポンタンの私は、 「あれ、こっちにも、あっちにもいる。どうして?」 とかいっていたそうな(もちろん、記憶のある範囲で、そんな事を言うほど、アンポンタンではない)。というのは、それは、今はない、日テレの「野球教室」という番組で、日曜の朝、いつも見ていたのだ。当然、近くに親父はいるから、テレビに親父が映れば、「録画」などと言う概念が無い、まっ白な子供からすれば、それは不思議な事であって、当然ではある。 だから、日テレに出入りして、撮影にも立ちあうわけで、張本勲氏、金田正一氏は、エレベーターで一緒になった事があるらしい。親父の証言では、 「張本はなあ、もう、腕がこんなん(ポパイのようなポーズ)。丸太ん棒みたいだったよ。」 「かねやんは、結構怖かったぞ〜。んなあ、そこらの連中で、ヘマやらかしたやつがいると、怒鳴ってたからな〜」 との事。とにかく、実際に見た事のある人なら分かると思うが(そんな人がブログをやっているかどうかは別として)、あの年代の人だから、今の野球選手に比べれば、サイズこそ小さいものの、「存在感」というのは、周りを圧倒するものがあったらしい。 まあ、日テレ自体が、「運動部体質」といわれているが、親父は実際そこに出入りしていた、スポンサー企業の営業マンだった訳で、日テレ自体が、既に「体育会系」(下手すりゃ、ちょっとヤバイ感じ)のノリがあったのに、そこに、張さんやかねやんが行くと、日テレのスタッフが「ははーっ(平伏)」となる状態だったそうな。 ちなみに、王さんと長嶋さんには、直には会っていないそうだ。しかし、親父はそのような読書家であったから、「ミーハー」には程遠いので、サインの一つももらってくりゃいいものを、と不肖の息子としては思うのであった。 今日は、こんな記事を書くつもりは無くって、政治かサッカーのネタにいこうと思ったのだが、政治は、何も具体的な話が無くって、ただリストラの話が先行しているだけで、タイゾー君をどうこうしても、面白くも何ともないし、何が改革なのだか。サッカーは、私の知る限り、「ジーコオールスターズ」は、やはりコアなファンからは、「総スカン」であり、代表がラトビアとやっている裏で、ヨーロッパの予選が、最終局面に入っているので(こちらのほうが、本当の真剣勝負なのだ)、みなさんそちらに気がいっていて、代表の「黄金の4人(笑わせる、稲本を【黄金】に加えないでほしい)」とやらも、ほとんど無関心。だって、10月8日には、ヨーロッパの複数の国が、正式にドイツ行き決定、という事になるので、その結果次第で、プレーオフに回ってしまう、大変な国々が決まってくるので、それから書く事に決めた。 そろそろ、ジョイスの話とかするはずだったのに、すぐ後回しにしてしまう。長くなりそうなので、どうもペン(keyか?)が進まないのだ。ジョイス、といっても、「ユリシーズ」のジェームス・ジョイスではありません。この文脈だと、そちらになってしまうものね。 私が、考える所の、「ヴィーナスの娘、ギターを持ったジャンヌ・ダルクの末妹」というイメージの、ブラジルの女性シンガーソングライター、ジョイス(Joyce)の話です。年齢的に考えても、「この人の息子に生まれたかったなあ」という人なんです。 写真は、猪苗代駅にて、「動けなくなった電車」です。私は、旅の途中、会津若松から、これに乗って、郡山に行こうとしたのですが、御覧の通り、「極寒」の状態で、このポンコツは、「立ち往生」してしまったのですな。乗客の大半が、郡山から、東北新幹線に乗る人だったので、後の郡山駅は、かなりのパニックになってしまった、という記念写真です。
by journalism-1
| 2005-10-07 18:01
| 有名人批評
|
ファン申請 |
||