カテゴリ
以前の記事
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
日本には、「臨床心理士」という公的資格があって、これを持っていると、取り合えず、肩書としては、「カウンセラー」とか、「セラピスト」とか名乗ってしまえるのだが、「弁護士」という肩書を持って、強い者の見方をして大金を稼ぐヤツがいるように、資格なんて物は、いい加減なモノで、こんなモノの嘘に騙されてはいけない。 今、ネットで話題になっているらしい(わたくし、相も変わらずの、ネット特有の、「流言飛語」だと思っておりまして、一切無視していたのですが、本が出るというので、ちょっとネットの情報見てみたら、事の真相がわかりました。)、「生協の白石さん」(ああ、これで、このブログのアクセス数、上がること間違いなしなのね〜、明日のアクセス数を見るのが楽しみなの!!!というより、そういう「下心」でこの記事を書いている、という方が正しく、むしろ、このキーワード【生協の白石さん】の持つ、ネットにおける影響力を探りたい、というのが本心だったりする)、の事ですが、彼女こそ、「本物の」セラピスト、ということが出来ます。 セラピスト、つまり心理カウンセラーというと、あたかも医療技術者、のように思われがちですが、本質的に、人さまの心を治療する方法、というのは、医学的には、不可能です。これはもう、本人が自覚して、自分の思うように、自分を目覚めさせる、ということしかなく、セラピスト、というのは、その手助けやヒントを与える人なのです。そういう意味で、白石さんは、完全に、「学生共のセラピスト」ということが言えるのです。 元々、白石さんは、生協の職員で、いわば、その「目安箱」的な投書に対して、すごく生真面目な対応をしているのです。しかし、この対応が、普通の人と違うのですね。ある意味、ものすごく生真面目なのでしょう。普通の人なら、「相手にしていられないよ」ということに対しても、きちんと返答をする。また、これが生協の人としては、というより、普通の大人としては、異例のことですが、まったく、一切の手抜きもなく、矛盾なく全ての投書に対して、綺麗に「打ち返して」くれるのですね。 これが、白石さんが、セラピストに向いた性格をしていることの顕れです。まあ、しかし、白石さんというのは、本当に、というより根っからの世話好きなんですね。この人の場合、「天然」セラピスト、と言えます。投書に対して、「鏡」の役割をするのですね。つまり、普段、あまり見たくない自分の姿、と言うのを、上手いこと遠回しに、本人に見せてあげる、これが、セラピストの役割なのです。 セラピストの難しさ、と言うのは、完全な「鏡」として機能してはいけない、と言うことです。 「鏡よ、鏡よ、鏡様。この世で一番美しいのはだれ?」 と言う質問に、 「あなたじゃありません」 と、モロに本当のことを言ってしまっては、これは怒らせるだけです。ここは、 「美しい、と言うのは、鏡が決めることではなく、あなたの中で決めることなんですよ。」 と、上手いことかわしつつ、遠回しに、本人に、冷静に考えさせる。そこで、まだ、 「私が、一番美しいのよ!」 と言う人に、効くクスリはありません。普通、冷静に自分で考えれば、自分が一番かどうかより、自分が満足する評価を得られるか、と言うことの方が、本当に求めている答えであることに気がつくものです。これで、本人が、何か行動を起こすなり、自分の中で、何か決意をするなりすれば、もうセラピストとして、「任務遂行いたしました!」と言うことになります。 しかしまあ、白石さんは、「天然セラピスト」だけあって、こんな投書に対して、見事にユーモアを混ぜて、全部「拾いまくって」いますね。すごい。普通は、「そういうことは、学生相談室にいって下さい」と言う、額面通りの対応をするのが、悪い意味で「大人」なのですが、多分、白石さんは、それほど「ドロにまみれた労働」を経験なさっていないので、この様に見事にまめに「打ち返して」くれるのですね。まったく、「手抜き」が無い。こういう人は、本当は、大学の場合、「就職相談室」にいるべき人なのですが、「就職相談室」には、きっと悪い意味での「大人」ばっかりいるのでしょうね。まあ、日本の大学は、「就職予備校」ですからね。 白石さんについて、詳しいことは知りませんが、おそらくそれほどお歳を召された方ではないでしょう。人生経験が豊富であることは確かですが、どちらかというと、人生経験に則って返答している、と言うより、投書に対して、その投書の本当の意図を汲むことが、本質的に上手、と言う人だと思います。投書の意図を汲んで、「ソフトに打ち返す」。いや〜、セラピストの極意を、天然で身に付けている、こういう人は、世の中には、結構いるもんなんですよ。ただ、そういう人と、大学生が普段会わないだけで。 私が、勝手に想像する「白石さん」と言うのは、普段は、寡黙な人でしょう。多くを語らずにも、他人の意図を汲むことの出来る人、ですね。見た目は、質素だけど、整っている。そうですね、返答の、シンプルさ(悪くいえば、素っ気無さ)からして、それこそ、ナチュラルメイクで、髪は束ねているか、少し長めにしてパーマをかけているでしょう(男性には、なかなかわからないかもしれないが、少し長めの髪にパーマをかけると、ちょっとくらい伸びても平気で、しかも手入れが楽なので、実は非常に「ラクチンな」髪形なのです)。そうですね、服装は、トップスはカットソーかシンプルな襟の付いたシャツ、ボトムスは、花柄のシンプルなスカートかルーズなフィット感のあるパンツですね。まったくなりふり構わない人ではないので、シンプルな服装をしていても、例えば、スカートの花柄、とか、トップスのデザイン、とかが、「普通に見えて、実は結構おしゃれ」だったりするでしょう。なにせ、返答の内容からして、「虚飾」が一切なく、「本質」を的確に突いているので、身なりにも、華美な装飾はしていなくとも、どこか人を惹きつけるポイント、と言うものを必ず身に着けている、そういう人だと思いますね。ずいぶん、少ない手掛かりで、勝手な想像をしてしまいましたが、その根拠は、ステレオタイプ的にいうと、「こじゃれた、キオスクのおばちゃん」を想像するからです。 みなさんも、日々、駅のキオスクの中に、「ちょっと、センスの良さそうな、キオスクのおばちゃん」を見かけたら、「きっと、白石さんに似たタイプの人だ」と思って間違いないと思いますよ。 ■
[PR]
by journalism-1
| 2005-10-26 22:32
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||