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まずは、驚きの記事から。 オシム監督、必殺の魔球 やや、伝説的な昔の技、というのは、いろいろ聞いてきたが、現代ではやり尽くしたか、もしくは、あくまで伝説であって、話が誇張されているものが多いのだが、確かに、旧ユーゴ代表のフォワードだった、オシムさんが、相当なテクニシャンだったことは、想像に難くないが、こんな技って・・・・・・ フリーキックの時、【インサイドで、シュート回転を掛けて、アウトサイドに曲げるボール】。 阿部や水野が練習させられて、阿部が、 「似たようなものはやってみたことがあるけれど、ここまでのは初めて」 というから、おそるべし。ロベルト・カルロスのように、アウトサイドで、シュート回転を掛けるボール、というのは、内転筋が強ければ、充分に可能だが、インサイドで、シュート回転って・・・・・すごい!ほとんど、それって、「奥義」のレヴェルじゃない? どうやって、ボールをこするのか?インサイドで、引っかけるように蹴るのだろうか?だとしたら、シュート的な変化だけではなく、ややドライヴ回転も掛かって、落ちるボールになるはず。う〜、見てみたい。今まで、たくさんの試合を観てきたけれど、ベッカムだって、インサイドキックの名手だけれど、アウトサイドに回転をかける時は、アウトサイドキックで蹴るのに・・・・・・ いやいや、うっかりしていると、優勝チームが決まってしまう。 さて、今年のJリーグ。ジェフが人気を集めたことでもわかる通り、そろそろ、チームの個性が求められるようになってきた。つまり、今年のように、カウンター主体で、前線の選手の決定力だけで、勝っていくチーム、というのは、来年は、もう読まれていて、通用しないだろうということ。従来の、ポゼッション重視のチームは、完成度が低かったために、こうしたカウンター主体のチームに負けていった。 しかし、後藤健生氏が指摘しているように、黄金期のジュビロや鹿島のような、「大人」のチームが今年は無かった、というのも事実。「勝負強さ」や、「しぶとさ」、「駆け引き」という面で、成熟したチームは無かった、という部分では、かなり不満が残るし、その意味では、「真」の優勝に値するチームは無い、という結論がありますね。だからこそ、1シーズン制なのに、こんなに優勝争いがもつれてしまった、という所でもあります。 本当は、横浜FMが、こうしたものを持っていたのに、フォワードのテコ入れに苦しんだことで、まあ、このチームの場合、強化費と強化担当が、食い違うということは無いと思うので、久保の穴を埋めるために、強力なプレーヤーと、大きな契約を結ぶリスクを避けたために、結果的に、ポストプレーヤーは、大島だけの補強になり、前線の強さがなかった。また、今年は、攻撃のキーマン、奥大介がかなりコンディション調整に苦労したために、プレーメークに苦労した、という点で、本来の強さから程遠かった、という所があります。ただ、山瀬功治の復帰、マグロンの獲得、と、プレーメーカーを充分に補強しているので、さらに、こうしたパサーやドリブラーが復活すれば、フォワードの坂田も、もっと点が取れるはずで、現在の横浜FMは、現時点では、日本のチームで最強のはずです。今日の相手は、大宮ですが、久保、奥がいなくても、「横綱相撲」を見せてくれると思います。 また、鹿島の復活も待たれます。来年の監督は、サントスを率いていた人とか。小笠原が海外、ということが無ければ、攻撃陣は充実しているので、守備の補強、プレーメークが出来る、ボランチの補強、という所ですが、リカルジーニョがフィットすれば、青木とのドイスボランチで問題無いと思うので、あとは、ディフェンダーを、補強するのみ。ある意味、相馬の引退の話を聞くと、なぜ、アントラーズは、アウグストも相馬も放出してしまったのか、という疑問が残ります。結局、ディフェンスラインで一番足を引っ張っていたのが、左サイドだったので。 磐田に関しては、名波と中山が、そろそろ体力的に、限界がきているので、来シーズンも無理でしょう。山本監督が、成功するとしても、それは再来年以降。もっとも、私は、この監督は失敗すると見ていますが。今年も、結局根本的な、世代交代は出来ていませんからね。結局、勘所は、名波や服部、田中誠に任せっきりで、若手の中盤、ディフェンダーに、まだまだ進歩が観られないのです。 川崎Fと、C大阪は、似たようなチームですが、両方とも、もともとJ2に落ちないように戦うのが、そもそものコンセプトだったので、外国人依存から脱却するには、日本人の補強が必要です。実際には、資金的に、かなり苦しいと思います。 資金的に苦しいチームの中では、広島と千葉の戦いは、素晴らしいです。FC東京も含めて、若手が、「駆け引き」をつかめるまでには、もう少し時間が掛かると思いますが、将来は明るいチームです。 どのチームにも必要な選手として、サッカーを知り尽くした選手が、チームの中核にいることが、「大人」のチームとなる条件になります。降格チームの中で、林健太郎、遠藤彰宏といった選手を、使えるチーム、監督があると、かなり「成熟」するはずですが。清水エスパルスも、沢登の引退をきっかけに、伊東輝悦や斉藤俊秀、森岡隆三が、もっと若手を「ビシビシ」教育すれば、きっと強いチームになるはず。このチーム、ディフェンスは、皆「玄人」ばっかりなので。 ガンバは、今年の「ツケ」が一気に来年やって来るので、「ズタボロ」になると思います。あと、この記事に出てこなかったチーム、というのは、来年は、降格を防ぐのがやっと、という所でしょう。今年は、混戦になりましたが、来年は、横浜、鹿島、を中心に、だいぶ差の開いた状態が予想出来ます。すでに、強くなるだけの要素が揃っているチームと、そうでないチームが、現時点で、もうはっきりしているからです。これから、テコ入れや強化をしても、来シーズンに追いつくことは難しいと思います。それくらい、横浜、鹿島が、潜在能力では、飛び抜けているからです。 監督は、外国人選手の補強、などで、強くなるチームは有るでしょうが、その効果が本当に出るのは、1シーズン戦った後くらいでないと出てこないもの。その意味では、横浜、鹿島は、すでに準備が整っている。特に、「経験値」では、大差があります。 今年は、ちょっと、特殊なシーズン、ということで、「総括」をさせていただきたいと思います。つまり、本当に強いチームが、結果を出せなかった(ヴェルディを含む)、ということです。 今年も、もう、暮れですねえ。そんな、「暮れ」の写真を載せて置きます。
by journalism-1
| 2005-12-03 12:47
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