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男は一生 父とたたかう(実践の巻) 男という生き物は、生まれたからには父親といつかは対決しなければならない。父親があまりに偉大であった場合、古今の東西を問わず、息子はたいてい性格的にひねくれているのが普通である。つまり、息子はいつかは父親を越さなければならない宿命にあり、そうした場面での父の態度というのも、父の人格を見る面で多いに役に立つ。 私の場合、私が小学生の時に既に父がうつ病にかかってしまったために、「グダグダ」の父を幼心に見て育ったせいか、父に対する「壁」と言うものは感じなかった。ただ、今度は私自身が精神的に悩んで、うつ病になっていくうえで、悩みに答え続け、愛情を注ぎ続けたその姿に、親としての偉大さを感じたのは確かだ。 論理的思考力においては、私どころか、おふくろにも劣る父。方向音痴で、ものをすぐ無くす父。そんな父と、ここ1〜2年、深い桎梏が続いている。ま、我が師であるセラビストに言わせると、元も子もない。 「お父さんは、【老人力】ならぬ、【子供力】を発揮されてるな。つまり、君に追い抜かれたくない、負けまい、と必死なのだよ。まあ、下手に【老人力】を発揮されてわがまま言い放題になる親もいるから、まだマシじゃないか」 慰めにはなるけれど、解決にはならない。最近では、親父もその能力が私に及ばない事を認めるに至った。しかし、世帯主としての、家父長としてのプライドだけは譲れないらしく、これが私との「戦争状態」にいたらしめる事になる。 なるほど、「家族とは病気である」と言う意味が、ようやく分かりつつあるのだった。
by journalism-1
| 2006-03-24 02:54
| 有名人批評
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