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Banana Republic(バナナ・リパブリック)といえば、カジュアル・ファッション・ブランドということを思い浮かべるあなたは、普通の若者。もしくは、元若者。 通称、”バナ・リパ”として親しまれているこのブランドは、Tシャツなどでおなじみで、お手ごろな値段なので、一枚くらいこのブランドのものを持っている人も少なくないだろう。 ところで、このBanana Republic(バナナ・リパブリック)の本当の意味を知っているだろうか。Banana Republic(バナナ・リパブリック)とは、{軽蔑的に}経済的・政治的に遅れている中南米の共和国、という意味なのだ。お手持ちの英語辞書をご覧あれ。しっかり載っている筈である。 語源としては、バナナが成っているような温かい地方の国が、こういう国情のところが多いので、こういう言葉が生まれたのであるが、もっと言えば、Banana Republic(バナナ・リパブリック)とは、軍事独裁政権で、国民が貧困にあえいでおり、絶えずゲリラに悩まされ、しばしばクーデターによって、政権交代がある、政情不安定な国、ということなので、辞書に載っているように、中南米に限らず、アフリカや東南アジアの国に対しても用いることがある。
by journalism-1
| 2005-02-10 15:15
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