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下馬評では、「レッズ優勢」との話ではあったが、著名なサッカー評論家は、始まる前から「F・マリノスが勝つ」という声が多かった。 全く評論家の言う通りである。 レッズは、弱点を再三露呈してきていたのに、全く修正する時間も、対策も全く持っていなかった。振り返れば、ナビスコカップのFC東京戦にすでに、「ディフェンスラインが押し下げられると、チーム全体が機能しなくなる」という事は、はた目から見てもよくわかった。このチームが一種類の戦い方しかできない事がわかったのである。 チャンピオンシップの第一戦、その通りの展開になった。F・マリノスは、特別なレッズ対策というのをしてはいないと思った。というより、久保、アン・ジョンファンを欠いた事で、この戦いしか選択の余地が無かった。 第二戦は、思ったよりマリノスの「放り込み」が効かなかった。それは山田をトップ下に置いた事で、彼がこぼれ球を拾う作業をして、中盤をマリノスに支配させなかったからである。しかし、これはレッズ首脳陣の作戦とは違ったであろう。緒戦で、エメルソンなどがオフサイドトラップに何度も引っ掛かったので、二列目からの飛び出しを意図しての、山田のトップ下の起用だった筈だ。 はっきり言って、山田は技術とスタミナにおいて、日本のトップ水準である事は、ずっと前から間違いないが、個人戦術、キャプテンとしての資質には大きな問題があると言わざるを得ない。 レッズには、チームキャプテンもいなければ、ゲームキャプテンもいない。このチームがセカンドステージで優勝したのは、他のチームの予想外の不振だった。また、首脳陣の無能さもはっきりしている。エンゲルスコーチは、京都サンガを立て直す事ができなかった人であり、精神面でチームを支えるタイプの指導者ではない。ブッフバルト監督は、遅かれ早かれ、指導者としてまだまだ勉強不足である事を露呈する筈だ。 PK戦に決まったとき、マリノスの優勝を確信した。大舞台にレッズの選手はことごとく、精神面のひ弱さを出して来た。PKの負けは必然的であった。 来シーズン、一シーズン制になって、レッズの優勝がまだまだ早かった事を、サポーターは感じる筈だ。今回のセカンドステージを果たしたメンバーが揃ったのは6月。5ヶ月しかやっていないメンバーで優勝されたら、12年のJリーグの歴史の重みはいったいどうなるのか。Jリーグは即席のチームでは勝てない。
by journalism-1
| 2004-12-12 14:34
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